-
三室戸寺について
-
-
- 三室戸寺は、西国観音霊場十番の札所で、本山修験宗の別格本山です。約1200年前、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建されました。
- 現在の本堂は約180年前に建立された重層入母屋造りの重厚な建築で、その背景には室町時代の十八神社社殿東には鐘楼・三重塔があります。
- 本堂前の『蓮(ハス)園』には、250鉢の色とりどりの蓮(はす)が咲き、有名な大賀ハス、古代バスなど100種が6月下旬より8月上旬にかけて咲きます。
- 5000坪の大庭園は枯山水・池泉・広庭からなり、5月のつつじ(20000株)・ しゃくなげ(1000本)・6月の紫陽花(10000株)・7月の蓮・秋の紅葉など、四季を通じて美しい花模様を楽しめます。
- 6月には『アジサイ園』に、50種・10000株の西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花等が咲き乱れ、『あじさい寺』とも称されています。あじさいの名所として有名です。
- 10000株のあじさいが杉木立の間に咲く様は紫絵巻のようで素晴らしい景観です。
三室戸寺の紫陽花(あじさい)
- 11月下旬より12月上旬が紅葉の時期ですが、今では「隠れた紅葉の名所」「穴場的紅葉名所」としてゆっくりと紅葉を楽しめます。
- 平安時代、西行法師は「暮はつる秋のかたみにしばし見ん紅葉ちらす三室戸の山」と紅葉の美を讃え、室町時代、関白近衛政家は当寺を訪れ、紅葉の美しさを賞賛しました。
- 江戸時代には「三室戸の紅楓」として、宇治十二景の一つに数えられるほど古くから紅葉の名所でした。
三室戸寺の紅葉
- 関西の寺社ではトップといわれる、約20,000本のでつつじでも有名なお寺です。
- 門をくぐると、右手に紫・白・ピンクのツツジが咲き誇っています。(写真左)
- ツツジの大半は、「平戸つつじ」です。
三室戸寺のツツジ
より大きな地図で 京都・宇治 三室戸寺 を表示します。
- 【住 所】
- 京都府宇治市菟道滋賀谷21
- 【アクセス】
- [京阪宇治線] :三室戸寺駅 東へ徒歩15分
- [京阪宇治バス] :三室戸寺バス停 すぐ
- 【リンク】
- 「三室戸寺」のホームページ
三室戸寺へのアクセス・HPへのリンク